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第2期 採択企業詳細
和歌山県の高校生にプログラミング教育とシステム開発に関わる雇用をセットで提供する事業「Gorillers' Programming School」
当社は2014年11月に設立した「ITモノづくり」の会社です。
少子化に伴う自動化・省人化の影響を受けて世の中がIT/IoT/AIシフトする中で、ITシステム開発等を通じた様々な課題解決を図っています。業務効率化ITサービス「カカナイ」のほか、自動発注ITシステムなど、主に中小規模の製造業向けにITサービスを提供し、着実に事業を成長に導いています。
この度、自社Webサービスの事業拡大とコロナ禍における在宅ワーク推進を背景に、場所を選ばずに働くことが出来るITエンジニアの特性と自社の研修制度を活用する事で、県内の高校生向けに雇用と教育をセットで提供する新規事業を推進します。
当社ではITモノづくりを全力で楽しむ社員を「ゴリラー」と呼びます。ゴリラーに共通するのは「ITものづくりって面白いよね」という考え方。ITモノづくりを通じた課題解決に社員一丸となって挑戦します。
微生物を利用した、コストが安く環境にやさしいホルムアルデヒド含有排水処理システム
人体や環境に悪影響を及ぼす恐れのあるホルムアルデヒド(以下FA)は世界で年間約800万t(日本120万t)と大量に生産されており、弊社の主力商品でもある繊維用薬剤や建築用接着剤の製造時にも使用されております。
そこで弊社では以前よりFAを含む排水を処理する場合の環境負荷やコストを低減できないかと考えておりましたが、国立和歌山工業高等専門学校や和歌山県工業技術センターの協力のもと、微生物を利用した、コストが安く環境にやさしいFA含有排水処理システムの開発に成功致しました。
FAは従来、化学処理や焼却処理で多くのエネルギーや化学物質を使用して処理するしかありませんでしたが、微生物を利用した安く安全な処理方法を世の中に普及し環境改善に繋げたいと考えております。
ArUcoマーカーによる弊社独自のコード認識技術を活用したサービス
弊社はシステム開発会社として、物流倉庫管理システム事業及び画像認識ソリューション事業を展開しております。
物流倉庫管理システム事業では、物流拠点へWMS(Warehouse Management System)の導入を通じて業務改善提案を行なっております。
物流拠点の新設から関わることもあり、多種多様なマテハン機器とのシステム連携等を通じて、様々な物流課題を解決し業務改善や事業成長を支えております。
一方で物流倉庫管理システム開発30余年で培ったノウハウを、ARマーカー「ArUco」やカラーコード「カメレオンコード」を使った画像認識系ソリューション事業にも応用・展開しております。
長距離からの複数一括認識可能なコードを利用し、業種業界を問わず様々な現場にソリューションを展開し課題解決を行って参ります。